寂しさマックスな事件
中国・上海の警察当局は9月18日、73着ものウェディングドレスを盗んだとして、50歳を窃盗容疑で逮捕したと発表した。
ココまで聞くと、「どんだけドレス着たいんだよこの女装男は!」と考える方もいらっしゃるかもしれない。だが、動機は全く違う。
なんと、離婚した悲しさから、今でも妻がいると思い込みたいがためにドレスを盗んでいたのである・・・。
▲男が盗んだドレス
上海浦東警察署の調べによると、8月21日、この地域にあるドレス販売店や民家から複数のドレスが盗まれていることが発覚。
被害者の一人であるワンさんという女性は、今年初めから毎月1着から2着のドレスを自宅から盗まれていたという。
警察の協力の元監視カメラを設置すると、自宅の柵の外から、怪しい男が長い棒を使ってドレスを盗んでいる姿が捉えられた。
ここから容疑者を絞り込み、警察官が男を追跡。その後、浦東から数キロ離れた場所にある彼の自宅で、盗まれた8着のドレスを発見。その後、残りの65着も押収されたという。
警察はこうして、グウという50歳の男を逮捕。犯行動機について聞くと、「離婚してしまったが、今でも結婚生活が続いていると感じたかった・・・」と告白。転売する意図はなかったと供述している。
離婚が原因で心神喪失しているようにも見えてくるが、過去に精神疾患にかかったことはないとのこと。
激しい寂しさは人を凶行に走らせる・・・そう考えさせられる出来事であった。
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