まさかこれは?!
突如インスタグラムに投稿された奇妙な形のペンダント
もしやこれは、、、
勘の鋭い方は、もう分かったであろう。
これは、真珠がついた貝のペンダントではなく、ご察しの通り、女性器をモチーフにしたペンダントである。
この奇抜なデザインのアクセサリーの写真を、Instagramに投稿したした後、驚くほどのイイネと、購入を希望する旨のコメントが、この投稿に寄せられたのである。その反響は、作者本人も予想外であり、ショップのwebページがダウンしてしまう程だったという。
誰が作ったの?
冒頭に掲載した作品は、「ヨニペンダント」という。ヨニはサンスクリット語で女性器を表す言葉である。
この写真を投稿する前、フィッツジェラルドさんは、娘と討論することになったのだとか。しかし「あなたのヨニは素敵である」という事を伝えるため、公開することにしたという。
このような、美しくも神秘的なデザインのアクセサリーが、スピリチュアルなメッセージと共に、Instagram上で数多く投稿され、Webショップにて販売されている。
日本にもあった!ヨニアート
My manko boat is on exhibition at the DHMD museum in Germany till the end of May. Please visit!!
https://t.co/N7LfupDHg6 pic.twitter.com/8y4RYAsDIM— ろくでなし子一審一部無罪! (@6d745) 2016年12月28日
My manko dioramas are on exhibition at the Arc Gallery in San Francisco till the end of January! Please visit!! pic.twitter.com/OukfogcE3a
— ろくでなし子一審一部無罪! (@6d745) 2016年12月27日
一見するとわからないが、よく見てみると、、、やはり女性器。
こんなPOPな作品も
なんとも、愛くるしさを感じさせるキャラクターである。
この作品たちの作者は、漫画家で日本性器のアート協会会員のろくでなし子さん。
The Japanese trolls are attacking the weak including a pregnant woman just like me in the name of justice everyday. But I'm fine\( ˆoˆ )/ pic.twitter.com/BO3a5JHwid
— ろくでなし子一審一部無罪! (@6d745) 2016年10月13日
自身の陰部を3Dスキャナーを利用して作成する「マンボート」を製作し、海外の複数のメディアでも報道されている。
しかし、日本では認められていない?
2014年、ろくでなし子さんは、自身の女性器を3Dプリンタ用データにし、2013年10月以降、活動資金を寄付した男性らに、データ送付の形でダウンロードさせたとして、警視庁に、わいせつ物頒布等の罪等の疑いで逮捕されている。
@6d745 物事を風刺する漫画という手法はわたしにとてもピッタリだ。何か起きても「漫画のネタになる」と客観的に自分を観察できるので、人生初の逮捕勾留という最悪な状況でも自分をギリギリ保てた。
そういえばあれから2年。はや(^o^) pic.twitter.com/jmk3suhEcD— ろくでなし子一審一部無罪! (@6d745) 2016年7月8日
一体、何の差があるのだろうか。イギリスと日本、同じ時代でも国が違うと、こうも風当たりが強くなるのであろうか。
海外ではBBC、ロイター、ガーディアン、ウォールストリートジャーナル、ジャパンタイムス、フランス10等の大手メディアがろくでなし子さんの逮捕について報道している。
日本には、男性器を祀る神社がある、乳房の観音もあり、「奥の姫石」という女性器の形をした御神体を祀る神社もあるのだ。
男女平等と謳われる世の中であるが、それは確かに平等であって同じということではない。
しかし、これだけは言える。男も女も、みんな同じ場所から生まれるのである。ゆえに、タブー視される理由は、器官にあるのではなく、過剰に反応してしまう人の内側に、あるのではないだろうか。
きつく締めるだけでなく、素敵な未来が生まれるよう、様々な経験、知識を取り入れ、視野を広げていきたいと筆者は思うのである。