【SNSの闇】パキスタン人モデルが自殺前夜に公開したメッセージとは!?

事件

自殺前夜のメッセージ「いじめはダメ」

今月はじめ、パキスタン出身のモデル兼ファッションデザイナーであるアナム・タノリさん(享年26歳)が、自宅で首吊り自殺を図り亡くなった。

そして、彼女が命を絶つ前夜にSNSでメッセージを公開していたことがわかり、様々な憶測をよんでいる。

その動画がこちらだ。

いじめはダメよ。今すぐやめて。それは単なる臆病者が通る道で、哀れなやり方よ。いじめに負けないで。あなたは落ち込んでいる場合じゃない。いじめにはそんな価値すらないんだから。哀れな自分をあなたに押し付けているだけ。それはあなたを哀れにさせるには値しないものよ。

「back off bullies(いじめから手を引いて)」というTシャツを着ている彼女は、一体どんな思いでこのメッセージ動画を投稿したのだろうか。

SNS上での誹謗中傷や偽りの自分

家族によると、長い間、深刻なうつ病を抱えていたというアナムさん。

事故当日もセラピストとのカウンセリング予約が入っており、家族が部屋に呼びにいったところ、スカーフで首を吊って亡くなっているアナムさんを発見したという。

2ヶ月前にイタリアから帰国したばかりのアナムさんだが、SNS上での誹謗中傷に苦しみ、ソーシャルメディア上での完璧な自分に偽りをおぼえ、精神病を抱えたのではないかと推測されている。

公開したメッセージには、「自分は負けてしまったけれどあなたは頑張って生きて!」と、同じ境遇の人に向けた彼女の思いが込められているのかもしれない。

▲生前のアナム・タノリさんが奏でる優しい歌声

パキスタン人歌手であり友人でもあるモミナ・ムステサンさんは、自身のインスタグラムで故人を偲んでいる。

あなたとお別れをしなければならないなんてつらい。どれほど傷ついていたのかわかってあげられなくてごめんなさい。ポジティブでいることに最善を尽くしたのよね。あなたはチャンピオンよ。9年間ともに成長できたこと誇りに思っています。

参照元:YouTube、Instagram

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sugi

海外生活に憧れ日本を飛び出した、考えるのは苦手な即実行型。自称人生経験豊富だがフリスクの開け方をつい最近知った実は箱入りアラフォー娘。

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