オーストラリア北部にある都市・アリススプリングスに、「カンガルー・サンクチュアリ」というカンガルーの保護施設がある。
ここには、世界で一番有名なカンガルーがいた。その名は「ロジャー」
筋骨隆々なその姿がネット上で話題に。バケツをぐしゃぐしゃに潰している上の画像がとくに拡散された。
しかし先日10日、ロジャーはこの世を去ったそうだ。
2006年、ロジャーは母親を交通事故で亡くし孤児になった。カンガルー・サンクチュアリを運営するクリス・バーンズさんは、ロジャーを引き取り、彼に家と2匹の妻を与えた。
その後ロジャーは予想以上に大きく成長。身長2m、体重89kg。気性が荒く、バーンズさんを追い掛け回したり、モノを壊したり、サンクチュアリのほかのカンガルーたちを攻撃したりもした。
結果、彼はサンクチュアリのボスとなり、妻の数は12匹に増えた。
カンガルーの寿命は十数年。ロジャーも晩年はおとなしくなり、寝て過ごす事が多かったそうだ。
ちなみにサンクチュアリのボスは、ロジャーの息子「モンティ」が引き継いだのだが、その姿はまさに父親を彷彿とさせる。インスタグラムで公開されているモンティの映像がこちら。
体つきも気性の荒さもしっかりと遺伝しているようだ。
後のことはモンティにまかせて。ロジャーよ、安らかに。
参照元:Instagram
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