小さな弟にタトゥーを入れる兄
日本においてタトゥーの偏見は少しずつ薄れているが、今回の事件は誰も許せるものではないだろう。
10月第一週、米オハイオ州ベルフォンテインに住むニッキー・ディクソン(34)が、腕にタトゥーを入れた10歳の息子の映像をSNSに投稿し、大きく炎上する事態となった。
SNSでは避難が殺到し、警察は児童虐待の疑いでディクソン容疑者を逮捕。取り調べでは「息子が腕にイニシャルを入れたがってたから許してあげた」と話していたという。
動画内で施術を行っているのは、タトゥーアーティストを自称する16歳の兄。警察の捜査によって、彼は免許を持って居なかったうえに、過去に不衛生な針を使用したことによって、顧客に黄色ブドウ球菌を感染させた経歴が明るみになった。
ディクソン容疑者がこの事実を知っていたかについては不明だが、非常に危険な施術をしていたことは確かである。
その後二人はいったん起訴を免れたというが、10月5日に別の罪状で拘束された。ディクソン容疑者は、子供を危険にさらし非行に加担したとして有罪判決を受け、最大懲役6ヶ月の懲役刑が課せられたとのこと。また16歳の息子にも安全講習を受けることを義務付けられたという。
タトゥーは大人が彫るのにも様々なリスクが生じる。判断能力がない10歳の子供に、ましてや無免許の兄にタトゥーを彫らせるだなんて言語道断だろう。
参照元:Facebook
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