サプライズに思わず感涙する用務員さん
学校をいつもキレイに保ってくれる用務員さん。いつもお世話になっているとはいえ、なかなか彼らにスポットライトが当たることはない。
アメリカにはそんな用務員さんに感謝する日がある。その名も、National Custodial Workers Recognition Day!
今年も10月2日にアメリカ各地でお祝いが行われた。今回紹介する動画はそんな特別な1日が収められているが、その優しい雰囲気に思わず心がとかされてしまうだろう。
撮影されたのは、英バーミンガム近郊にある小学校。
動画には用務員のユージーンさんという男性が映っており、掃除中、先生から「すみません、児童がちょっと問題を起こしてしまって・・・一緒に綺麗にしてもらえますか」と声をかけられる。
何も気づいていないユージーンさんはモップを持って体育館に向かうと、三年生の子どもたちが一斉にお出迎え!
一斉に拍手が贈られ、ついつい目頭が熱くなってしまったようだ。
その後、子供達と握手を交わしたり、様々な余興を楽しんだというユージーンさん。地元メディアの取材に対しこの様に答えていた。
思わず感情が抑えられなくなりました。こんなの予想すらしていませんでしたよ。先生の話を聞いて、もっと悪いことを予想していたのに・・・。
子供達の手には、「いつも手を貸してくれてありがとう、ユージーンさん」という愛のこもったポスターが飾られていた。
この動画がアップされると、8万7千回以上も再生され大きく拡散。「とても素晴らしい。彼はいつも働いていてとても感謝されている。彼にいいことがありますように。」「こんな風にお互いを愛し合える世界になったらいいな」「用務員は学校の中ではとても重要な仕事だ。」といったコメントが多く寄せられていた。
普段主役になることがない用務員さんが注目される日。子供たちは、用務員さんも学校の仲間であるということを再確認できただろう。
あなたもぜひ、いつもお世話になっている人に「いつもありがとうございます」と一声かけてみてはいかがだろうか。