中国人初の美女プロサーファーの訴え
近年、プラスチックゴミなどが及ぼす環境汚染が問われているなか、1人の中国人女性が環境保護活動に取り組んでいる。
2014年に中国で初めてプロサーファーになったダーシー・リウさん。
サーフィンという競技を通して世界中を旅する中、ゴミが溢れかえる汚れた海をみて活動をはじめたという。
もちろん海だけではなく、海岸にもこのようにペットボトルやゴミ袋など多くのプラスチックゴミが溢れかえっている。彼女は自身のインスタグラムでこのような現状を投稿し、世界へと訴えかけているのだ。
ノープラスチックチャレンジに挑戦
海のそばで生まれ育ったが、18歳まではバレエを習っていたというリウさん。中国では人口の半数以上が沿岸部に住んでいるにもかかわらず、近隣の海で泳ぐことが禁止されている。そのため、中国人がプロのサーファーとして活躍するなどということは夢のまた夢だった。
また、日焼けした肌もネガティブなイメージを持つものだとされていたという。こういった背景もあり、リウさんは中国人で初めてプロサーファーとなった女性だったのだ。
そんなリウさんがインスタグラムで提案した環境保護チャレンジがこちら。
①24時間プラスチック製品を使わないこと
→失敗したら翌日再挑戦するかビーチ掃除
②何人かの友達でやること
③その様子をSNSでシェアすること
一見簡単なようだが、われわれの生活に当たり前のようにあるプラスチック製品を使わないというチャレンジはそう容易なことではなさそうだ。このチャレンジはメディアで大きく報じられ、#Noplasticchallenge(ノープラスチックチャレンジ)として話題になっている。
環境保護が世界に広まりますように
リウさんはまた、リサイクル可能なビーチウェアやその他のエコ商品を販売する会社も立ち上げている。すべては愛する海のためだ。
今後の活動として、10月26日に北京の現代美術センターで開催されるwISEカンファレンスで環境保護を訴えるというが、彼女の呼びかけるチャレンジをきっかけに、私たちも環境保護にもっと真剣に取り組む必要があるだろう。
参照元:Instagram