年末年始に増加するものといえば。
飲み会!パーティー!アンドむくみ!体重!
好きなだけ飲み食いしたいけど、太るのはイヤ。だけど世の中には、いくら食べてもモデルのように細い人がいる。
さて、これに関連して。
先日、テキサス大学とフリンダース大学の研究者たちが、「マウスのある一つの遺伝子を無効化すると、いくら食べても太らなくなる」という驚きの研究結果を発表し、話題をよんでいる。
研究者は、遺伝子操作技術によって「RCAN1」という遺伝子を欠損させたマウスを作成。RCAN1は代謝に関連する遺伝子であり、これが発現することによって代謝が「抑制」されると言われている。
RCAN1が無効化されたマウスは、代謝が過剰におこり、カロリーが消費されやすくなるのだという。
あくまでマウスでの実験であるが、研究者はこの結果について「ヒトの肥満や代謝コントロールにも応用できるポテンシャルがある」と語っている。
また、RCAN1に関連するタンパク質をターゲットにした医薬品の開発も進んでいるそうで、研究者たちは「人々が寝ながらにしてカロリーを消費できるサプリメント」の実現に向けて動き出しているようだ。
しかし大量に食べて運動せずに代謝するとは……
生物としての燃費は最悪である。
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