愛することは、ほとんど信じることである
2017年12月、イギリスのテレビ番組「This Morning」に出演したある女性が世間を震撼させた。
女性の名はアメシスト・レルム。彼女は同番組内で「幽霊とのセックス経験」について赤裸々に語った。
すべての始まりは2005年。転居したばかりだったレルムさんは、新しい家で得体の知れない「エネルギー的なもの」を感じるようになった。そのエネルギーはやがて実体となり、太ももや首に物理的な感触をもたらすようになったという。
レルムさんは不思議とそれに心地よさを感じ、そのままセックスにまで至ってしまったらしい。
これまでに20人の幽霊と「そのような行為」をしてきた彼女は、「今後、霊の子を宿すことも考えている」と妊娠の可能性について語っていた。
先日、そんなレルムさんについての続報をイギリスのメディア「The Sun」が報じ、またもや話題となっている。
同メディアによると、レルムさんは9ヵ月交際した幽霊からプロポーズを受け、現在婚約中なのだという。
(プロポーズの時)膝はついてくれなかったわ。彼には膝がないから・・・・・・
このレルムさんの「普通ではない」婚約。しかし家族や友人は祝福しているそうで、結婚式もしっかりと行う予定らしい。
(式については)まだ詳細を話し合ってないの。でも、かなり大きなものにする予定よ。
レルムさんは幽霊にのめり込む前、生身の人間の男性と婚約したこともあった。しかし、その時の婚約よりも今の婚約のほうがずっと幸せなのだそうだ。
幽霊がもたらしてくれるオーガズムは、人間の男性のものよりずっと素晴らしいわ。
ある心療内科医は「彼女は睡眠と覚醒の間に起こり得る幻覚を見ているだけでは。こういった幻覚はかなり鮮明で、触覚・視覚・聴覚を刺激することもある」と分析している。
何にせよ、本人が幸せならそれでいいのかもしれない。理屈じゃないのが愛ってものなんだろう。多分。