ブラックコーヒー好きはサイコパス?
みなさんはコーヒーを飲むとき、お砂糖とミルクは入れますか?それとも、ブラックのまま飲まれますか?
ブラックのまま飲むというあなたは・・・サイコパスかサディストかもしれません。
この調査結果を発表したのは、オーストラリアのインスブルック大学に在籍する心理学を専門とする研究チーム。
ここでは苦味と反社会的性格に関連性があるという仮説の元の調査が行われ、味覚の好みと性格の相関関係についてのテストを実施したという。
サンプルとなったのは、アメリカ在住の953名の男女。テストには、政治的な傾向、精神病質、ナルシシズム、サディスト性、攻撃性とほか5つの要素を測る質問が含まれていた。
その結果、苦みを好むほど、サイコパス気質とサディスト性が強くなることが明らかになり、個人の利益のためにはウソをついたり、他人を攻撃するのもいとわない傾向があることがわかった。
また、協調性が強く、親切だったり共感性が高い人は、苦味を好まない傾向があったとのこと。
この研究結果について、クリスティーナ・サギオーグロウ教授は論文で「このデータで、苦い食べ物を好む傾向とサディスト性傾向の相関関係を示すことによって、個性と飲食の好みの関係を導きだし、新しい見識を得ることを目標としています。」と語っていた。
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この研究結果は、当てはまる人が多すぎるため眉唾ものと受け取る人が多いのではないだろうか。
甘いお菓子と一緒にコーヒーを飲む人や、「どっちも大好き!」という方もいるので、必ずしもこの限りではないかもしれない。また、「世の中にサイコパス診断多すぎじゃね!?」と考えてしまったのは筆者だけではないだろう。