アメリカに住む22才女性の顔面には生まれつき巨大腫瘍が!
マリマールを襲った病気『嚢胞性(のうほうせい)ヒグローマ』とは?
原因は妊娠中の母親を介したウイルス感染症からくるものもあるが、染色体異常からくるものが多い。出産後に治療をする人もいるが、幸いにもこのヒグローマは比較的良性の腫瘍として知られているのだ。幼いころはたくさんの病院をまわり治療を試みたというが現時点でマリマールには手術をする予定はないようだ。
~実は数日前に顔面腫瘍を取り除く手術の成功例が全米を駆け巡る
ブラジルに住むこの3才の女の子もマリマールと同じように顔面に巨大な腫瘍があった。ソーシャルメディアを通じてアメリカで手術を受けることが可能となり2017年1月25日8時間の手術の末、約2.3kgあったその腫瘍を取り除くことに成功したのである。この女の子の場合は粘液腫(ねんえきしゅ)と呼ばれる腫瘍でマリマールのものとは違うが、今後このように手術も可能になるかもしれない。
イジメられた壮絶過去・・・。「綺麗よ!」姉の言葉が転機に!
まわりの友達がメイクをして綺麗になる姿をみていたマリマールも興味本位でメイクをしてみた。そしてその時、姉が部屋に入ってきた。恥ずかしさで顔を隠そうとしたマリマールの顔をみて姉が言った言葉はこうだ。
「マリマール、可愛い!すごく綺麗よ!」
これまで容姿で褒められたことなんて一度もなかったマリマールはとにかく嬉しかった。そしてこんな自分でもメイクをすることで綺麗になれるかもしれない、と思ったのだ。
「病気の私もメイクで変われる!」登録21万人超えの人気YouTuberに!
これによりマリマールの病気の認知度が高まり理解してくれる人が増えたという。それでもまだジロジロみてくる人がいるというがそんな時彼女はどうするのか。
「ジロジロみないで!って言うの。やめてくれなかったらガン無視するわ。それでもしつこくみてくるようだったら相手が視線をそらすまでこっちがジロジロみてやるの。」
ここまでポジティブになったマリマール、実は人気YouTuberというだけにとどまらない。現在の彼女が何をしているか簡単に紹介しよう。
Zumba(ズンバ)のインストラクター
2014年からズンバ教室に通いはじめたマリマール。ズンバとは主にラテン系の音楽でエクササイズがおこなわれるもので楽しみながら健康を維持できるとしてアメリカでは人気のプログラムだ。そんなズンバに魅せられたマリナールは2015年にはインストラクターとしての免許を取得し、現在週に1度ズンバ教室で教えているのだ。
耳の聞こえない子供たちのための教師
耳は聞こえるが会話の出来ないマリマールは手話を使って会話する。そんな手話を活かして耳の聞こえない子どもたちに教えたいと現在訓練を受けている。
そしてやっぱりメイクアップアーティスト!
マリマールが語る「自分を愛することが自分を変えること!」
‘To me, beauty means to accept yourself for who you are, and to ignore what other people tell you.You show your beauty how it is, it doesn’t matter if you have a different looking face, accept yourself how you are.’
「私にとって美は自分自身を受け入れることを意味するの。もちろん他の人が言うことなんて無視してね。自分の顔が他人と違っても自分は自分、ありのままの自分でいることが大事よ。」
YouTuberであり、メイクアップアーティストであり、ズンバのインストラクターであり、聴覚障害児の教師になろうとしているマリマールにはさらなる夢があるのだ。それは結婚して家族を持つこと。常に前向きに生きるマリマールならきっとその夢も実現するに違いないと思うのは私だけではないはずだ。
【メイクアップアーティストgorda66として活躍するマリマール】
【3才のブラジル人の女の子の顔面腫瘍除去が成功】
参照元:MailOnline、Instagram、YouTube①、②