実兄にレイプされた10歳少女が出産
世界の国々では、われわれが驚くような低年齢の少女たちが出産するという事例が多々ある。その多くはその国の文化や風習を受け継ぐものであると信じたいが、幼い少女たちが性の対象となり犠牲となっているのも事実である。
これまでの最年少出産は5歳7ヶ月だと記録されているが、これは約80年前の出来事。
現代において、そんな幼女たちが出産するということはしばらく報じられていなかったが、今月10歳の少女が出産したというのである。
しかも、実兄にレイプされての妊娠だったというのだ。
Girl, 10, gives birth to boy after ‘being raped by her older brother’ https://t.co/ojIhBQvYCE
— Metro (@MetroUK) 2018年11月6日
南米コロンビアの北部にある町、プエルト・レグイザモにある病院で、少女は帝王切開で男児を出産した。母子ともに健康状態は良好だという。
娘を傷つけた息子を守りたい両親
病院のディレクターであるカミロ・ディアズ氏は、地元メディアに向けてこう話している。
警察から提供された情報によると、少女は兄から性的虐待を受けて妊娠したとのことです。しかし、親御さんは息子さんを地元当局に引き渡したくないため、今回の事件は見送りたい方針のようです。
両親の思いは痛いほどにわかるが、ここで息子を守ってしまうことは本当に彼のためになるのだろうか。そして、トラウマを抱えたまま加害者である兄とともに生活をすることは、果たして少女にとってどんな未来が待ち受けているのか。そう考えると複雑な心情が入り混じってしまうが、両親には賢明な判断をしてほしいと願わずにはいられない。
両親の思いとは裏腹に、現在地元警察による調査は続いているという。