6日、アメリカ中間選挙の投開票が行われた。下院では民主党が過半数を奪還、上院では共和党が過半数を維持。ねじれ国会が誕生した。
選挙に参加することは政治に参加することである。アメリカでは、国民の多くが主権者としての誇りを持ち、きちんと投票することがステータスとなっている。
各地の投票所では、投票したことを証明するものとして「I VOTED(投票しました)」ステッカーを配布しているのだが、州によってデザインが異なっており、自分が住んでいる州のオリジナルステッカーを「オシャレの一環」として楽しむ人々もいる。日経アメリカ社がその様子を報じ、話題になっている。
【アメリカ中間選挙ライブ】各地の投票所では、投票した人に「I VOTED(投票しました)」と書かれたステッカーを配っています。米国旗の色をあしらったデザインが一般的ですが、都市によってはオリジナルのデザインも。ニューヨーク市はこのようなものでした。#中間選挙 pic.twitter.com/OAbcU6aBl8
— NIKKEIアメリカ (@nikkeiusa) 2018年11月6日
【アメリカ中間選挙ライブ】シカゴの「投票しました(I VOTED)」シール。「クック郡(シカゴの含まれる行政区)で」とデザインされています。#中間選挙 pic.twitter.com/klLpGnohZs
— NIKKEIアメリカ (@nikkeiusa) 2018年11月6日
【アメリカ中間選挙ライブ】サンフランシスコの「投票しました!」シールは意外にもシンプルなデザイン。英語、中国語、スペイン語、フィリピン語の構成です。#中間選挙 pic.twitter.com/6DikbMzHtO
— NIKKEIアメリカ (@nikkeiusa) 2018年11月7日
海外セレブ達のインスタグラムにも、ステッカーの映ったオシャレな写真が続々投稿されている。
投票する事が「カッコイイ」とされるアメリカの文化に対して、「日本もこういうの真似すべきじゃない?」「いや、ステッカー目当てに適当に投票する奴が現れたら困る」など、様々な意見が寄せられていた。
ニューヨーク在住の女優・ジュリアン・ムーアさんは、グロリア・スタイネム(フェミニスト)の以下のような言葉を引用している。
「投票は、私達ができる最大のことではなく、最低限のことよ」