人形に宿る魂の仕業か・・・!?
お人形には魂が宿るという逸話は世界各地に存在するが、嫉妬などという感情は人形に宿るのだろうか?
ペルーの都市カラオに住むベルリッツという女性は、小さい頃からデイジーと名付けられたお人形を持っている。
デイジーは小さいころに母親からもらったクリスマスプレゼントで、大人になった今でも大切に持っているという。
しかしこのデイジーに、少し前から奇怪な現象が起きるようになったのである。
ベルリッツさんによると、この人形はひとりでに動きだしており、モノを叩いて回って家じゅうを歩いたり、説明できない不可解な力によってさまざまなアピールをするのだという。
では、デイジーはなぜこのようなことをするのか。ベルリッツさんは地元メディアの取材に対し、「私に近寄ろうとする人間全員に嫉妬心を燃やしている」と説明していた。
例えば、ベルリッツさんが18歳の時のこと。父親が彼女とハグをしたあと、突然部屋の照明が消えたのだという。そして電気が戻ってくるも、気が付くとベルリッツさんの顔は傷だらけになっていたのだという。
また別の日に、いとこが彼女のベッドに入ろうとした時、何者かに物を投げられ、恐ろしさから逃げ出したこともあったとのこと。
その後もデイジーの暴走はやむことはなかった。
「ある日のことです。部屋の照明がいきなりとても明るくなり、テレビの上に置いていた聖書が落下したのです。恐怖のあまり泣き出してしまった時、電気がいきなり消えて、私の周りでちらつく何者かの影が見えたのです。」
この恐ろしい現象から、ベルリッツさんはデイジーを壁に向けて目を合わせないようにしていたというが、朝起きたときには元に戻っていたこともあったという。まるでその顔は、常にベルリッツさんを見張っているようだったそう・・・。
そんな中、近頃ベルリッツさんにはお子さんが誕生したという。デイジーの魔の手から赤ちゃんを救おうと常に遠ざけているというが、赤ちゃんもいつしか嫉妬されるに違いないとして恐れ続けているという。
そこで、透視能力者に霊視を依頼した結果・・・邪悪なエネルギーをもった黒猫がとりついていると話していたという。
能力者は解決法として特別なマイクを持ち寄り、現在もデイジーとの対話にトライしているとのこと。どうにか和解できると良いものだが・・・。
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こうしたことからご近所では、映画「アナベル」になぞらえ、デイジーは「ペルーのアナベル」と呼ばれているのだとか。
現代でも邪悪なパワーに取りつかれた人形が本当にいるのだろうか!?真相は謎に包まれている。