【レゲエ責め】メキシコの司法長官が容疑者に10日間ぶっ通しでレゲエを聴かせまくる拷問を与える!!

事件

やめろ!レゲエはもうやめてくれ~~ッ!!!

みなさんの中には、レゲエがお好きな方はいらっしゃるだろうか。

ボブ・マーリーを代表とする音楽ジャンルだが、さすがにノンストップで同じアーティストの曲をきかされるのは・・・どんなレゲエファンでもキツいはず。

今回、そんなレゲエを使った拷問・・・いわゆる”音責め“が、メキシコで行われていたとして問題になった。

2016年の1月、ラ・アウロラにある渓谷で、行方不明となっていた19名の人物が遺体が発見された。

当局の調査の結果、ベラクルス州のメキシコ国家検事総長のギルベルト・アギレ・ガルザが13名の遺体の隠ぺいに関与しているとして、今年4月に逮捕された。

検察は他の6名の遺体について資料の提出を求めたが、ガルザ容疑者はこれを拒否。

これを受け、他に関与している公務員を暴こうと、司法長官がガルザ容疑者に対し音楽を使った拷問をするようにと部下に命じていたことが明らかになった。

▲マルマの曲の一つ。

拷問に使用したのは、コロンビア出身のレゲエ歌手・マルマの楽曲。

曲名は報じられていないが、べラクルス州の司法長官は、彼の曲をノンストップで聞かせ続ける拷問を行ったのだという。

内部を知る刑事弁護士会会長であるライエス・ペラルタ氏は、地元紙の取材に対し、第三者の告発に同意するための文書にサインさせるため、眠れないほどの音量で流し続けていたと明かしている。

また、ガルザ容疑者は逮捕前、ピアノをたしなむというクラシックの大ファンだった。その対極にあるレゲエを繰り返し聞かせ続けることで、より拷問の効果が増すと考えたという。

この拷問によってガルザ容疑者は精神的に追いつめられるも、なんと9日も耐え抜いたのである。しかし10日目、限界が来たガルザ容疑者は文書にサインし、朝4時ごろ、遂に音楽が止んだ。

弁護士会のぺラルタ氏はこの音楽拷問は人道的に問題があるとして、アメリカの国家人権委員会を通して提訴する意向を示している。

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なお過去には、アメリカのグアンタナモ米軍基地でも音楽拷問が行われていたことが問題になったことがある。

主な曲は、レッド・ホッド・チリペッパーメタリカブリトニー・スピアーズなど・・・アメリカの有名歌手の楽曲。これに対しアーティストらは強い不快感を示していた。中には、基地に対して賠償金を求めているアーティストも少なくなかったという。

音楽は、本来人を楽しませるものであるはず。今回の事件で、ネガティブな方向に自身の曲が使用されたマルマはどう感じているのだろうか・・・。

 

参照元:YoutubeFacebook

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