世界50カ国の旅に出たアメリカ人カップルの生き様がすごい!

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旅が大好きなアメリカ人カップル、ナタシャさんとキャメロンさんは弱冠20代にして、自分たちの稼ぎで世界50カ国の旅に出ている。


左:ナタシャさん 右:キャメロンさん


彼らの出会いはとてもユニークだ。

かねてから大学を卒業したらアメリカを出て旅をすると決めていたナタシャさん。その卒業式前夜、運命の人キャメロンさんと出会う。二人は意気投合し、なんとたった二日後キャメロンさんはナタシャの旅についていくと決めたのだ。

二週間後、もうすでにヨーロッパへの旅に出ていたナタシャさんの元へ合流したキャメロンさん。以降彼らは二ヶ月間ヨーロッパで旅を続けた。


ノルウェーでの二人

その後キャメロンさんは6ヵ月間大学のためにアメリカに帰り、その後東南アジアで再会。

しかし二人は現実に直面した。お金が尽き始めていたのである。行動力がある二人はある決断をする。

「ニューヨークに一緒に住んで、次の旅のためにお金を稼ごう!」

その時の事をナタシャさんはこう語る。

私たちは住むところもなかったし、お金もなかった。本当に何もなかったのよ。でも少なくとも私は苦じゃなかったわ。だって次の旅のためにお金を稼ぐ、っていう明確なゴールがあったもの。

彼らのニューヨークでの生活は質素倹約そのものだった。彼らは映画業界の職に就き、副業としてアルバイトに励む日々を送った。小さいアパートを借り、外食や夜遊びももちろん無し。退職後の貯蓄も全て旅の資金に回すといった徹底ぶりだった。

それでも耐えることが出来たのは、他でもない彼女たちに”世界を旅するんだ” という明確な意思があったからだろう。

2015年~現在

一年後、宣言どおり500万貯めた彼らは、片道の航空券を手にニューヨークを飛び立った。


NYを飛び立つ二人

彼らは2015年から共に、ヨーロッパ、アジア、アフリカなど世界50カ国を旅してきた。

2016年7月からは、アフリカ大陸を車で探検している。気温38度近い灼熱の大地をGoogle Mapも使えない、ガソリンも十分に補充できないという過酷な状況下で舗装されていない道なき道を進んでいる。

彼らは一日のほとんどを車内で過ごし、途中で止まっては現地の人と交流しアフリカのリアルを彼らの目を通して見つめ、発信している。

彼らは旅に出続ける意味を

逆になんで旅しないの? 旅に出ることは私たちの夢で、私たちはただ単純に、まだ知らない場所に足を踏み入れてみたいだけよ。

その潔さと好奇心が彼らを突き動かす原動力なのかも知れない。

二人の今後

現在は初めの資金やブログ運営、自身のSNSやフリーランスのライターとして記事を書きながら旅費を捻出している。

また#HashtagAfrica というSNSやブログを通して彼らのアフリカの旅を発信するという活動に力を入れており、まだ世の人が知らないアフリカを伝えている。

私たちのウェブサイトが、あなたが今の生活から抜け出して、あなた自身の人生を生きるきっかけになれば最高ね。

大人になるということは周囲の期待や環境、自分の境遇を甘んじて受け入れ、諦めることなのかもしれない。

だが、意志あるところに道は開ける。彼らの生き様がそう、教えてくれた。

参照元:Instagram

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