純白の雪・・・かと思いきや
寒さも極まる今日この頃。ロシアのとある街にも雪が降り、純白の雪で遊ぼうと触ってみたところ・・・なんとも気持ち悪いものが手についてしまったようだ。
そう、塗料である。
この映像が捉えられたのは、露ケメロヴォ州にあるミスキー。12月中旬、この街に、炭塵まじりの灰色の雪が降ったという。
そこで役所は、純白の雪に見せかけようとペンキを塗りたくるというアイデアを思いついたのだ。とんでもない安直な解決法である。
ニュースメディア”NK-TV”がこの事実について報じると、地元民が証拠として新たな動画をアップ。ベタベタした白い塗料が手にくっつく様子が気持ち悪い・・・。
ネット上でニュースが拡散されると、すぐさま役所は「市民の皆さんの新年の楽しいムードを台無しにしてしまい、申し訳ありませんでした。」と謝罪。
役所の職員は地元紙に対し、子ども向けに雪の滑り台を作ろうとしていたと語る。
しかし、街のどこにいってもキレイな雪を見つけることができず、作業員はその場しのぎとして、ペンキを塗りたくることにしたのだという。こんな滑り台子供に滑らせたくねぇ!
ミスキーは、ロシア有数の石炭の採掘地として知られている街。採掘によって粉塵が舞い上がり、毎年のように汚い雪が街を包んでいるそう。
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過去にもロシアでは、緑化を名目に、緑が少ない所に緑色のペンキをかけるという出来事が発覚していた。
ついつい「緑化ってそゆことじゃねーよ!」と突っ込みたくなる人も多いことだろう。担当した公務員がテキトー過ぎて心配になってくるレベルだ。
参照元:Youtube