小さくても生きている!
みなさんは学生の頃、理科の授業で単細胞生物というものを習ったのを覚えているだろうか。
顕微鏡でしか見ることができない非常に小さな生き物であるため、「生きている」と言われてもピンとこない人が多いのではないだろうか。寿命がないと思われがちではあるが、命あるもの必ず終わりがまっているものだ。
今回は、そんな単細胞生物の「死」を捉えた決定的瞬間を紹介しよう。
こちらの映像は、微生物の美しい写真を投稿するインスタグラマー、”Jam’s Germs”が捉えた映像。
観察しているのは、繊毛虫ブレファリズマ属の一種。最初は元気に動き回っているものの、20秒あたりから、体の組織が徐々に崩れていく姿が見える。
大部分を切り離し、身軽な体で動き回るも、1分15秒でまた体の崩壊が始まる。数秒足らずで体は溶けてしまい、やがて動かなくなってしまった。
我々とは形も大きさも違うというのに、どこか切なく壮絶な映像である。
映像のキャプションには、「この生き物がなぜ死んでしまったのかはわからないが、無になっていく姿を見ててなんだか悲しくなりました。大きくても小さくても、命は儚い…」というコメントがついていた。
小さくたって生きている・・・・そんなことを感じさせる衝撃的な瞬間だった。
参照元:Instagram
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