話せない・動けない女性が妊娠し出産する
米アリゾナ州フェニックスに入院する植物状態の女性が、何者かによって妊娠させられ、出産するという事件が起きた。
女性は過去に起きた水難事故が原因で、少なくとも14年、動くことも話すこともできない無意識の状態だった。
警察はこれを受け、1月5日から性的暴行の疑いで犯人を捜索しているという。
女性が入居していたのは、ハシエンダ・ヘルス・ケアという介護施設。ここは児童と45歳以下の患者を対象に、24時間体制で緩和ケアを行っている。
そこで療養を受けている中、女性は不可解な動きを見せた。
地元メディア”KPHO”の取材に答えたスタッフによると、彼女は最初、うめき声を上げ始めたという。
当時介助にあたっていたスタッフたちは何が起こっているのか理解できず、まさか出産間近であることは知る由もなかったという。
医師が診察を行ったところ、妊娠していたことがここではじめて発覚。それまで、スタッフはこの事実について一切認識していなかったと語る。
その後、12月29日に出産。健康な男の子が生まれ、母子ともに体調は安定しているという。
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施設側は、事件解明に全力を挙げており、警備体制の強化などの対策をとると発表したが、批判する声が後を絶たない。入居している患者の保護者のなかには、他の施設に移ろうとする人もいるという。
この件に関して警察はコメントを控えており、容疑者を特定したかどうかは不明。こうした弱者への性的虐待は重罪となる可能性がある。
「DNA鑑定をして犯人を特定すべきだ」「とても悲しく、酷い事件だ」とショックを受ける声があがる一方、「普通お腹が大きくなるのに、なぜ妊娠に気づかなかったのか」といった施設に対する厳しい声も上がっていた。
無抵抗の女性に性的暴行を加えるというあまりの非道さに、人々には衝撃が走っている。
参照元:Facebook、Denber post