ママを幸せにするため自死した少女
1月6日午後10時過ぎ、メキシコで10歳の少女が首を吊った状態で亡くなっているのが発見された。
そして少女の傍らにはこんな手紙が残されていたのだ。
Heartbreaking note of 10-year-old girl who 'killed herself to make mum happy' https://t.co/hDrBXtLamv pic.twitter.com/gFcss43BCM
— Daily Mirror (@DailyMirror) 2019年1月9日
これが大好きなママに一番喜んでもらえると思ったから。パパが出て行ったのは私のせい、私が生まれて来なければよかったって言ってたよね。私がいなくなればママは幸せになれるはず。私の欲しいものはママの幸せなの。大好きよ。三賢者なんて存在しないのはわかっているから、これは私からママへのプレゼント。いつの日か私のことを覚えていてくれたら、お空で抱きしめてね。
家族の欲しい物をプレゼントする日
メキシコでは毎年1月6日に『三賢者の日(レジェスマゴス)』がやって来る。子供たちが三賢者から欲しいものをもらえる日でもある。12月25日から数えて12日目である1月5日にクリスマスムードは終わりに近づき、翌6日の朝には再びプレゼントがもらえるのだ。
愛する家族にプレゼントする喜びの気持ちで溢れるはずの行事が一変、少女は自らの命を絶つという行為を選んでしまった。
それこそが、この世で一番大好きな母親が望んでいることだと思ったからだ。
今なお警察による調査は続けられているが、少女の抱えていた孤独は計り知れないだろう。親に甘えたい盛りの娘をここまで追い込んでしまった母親は一体いま何を思うのか。
参照元:Twitter