ロゴを勝手に使用され店名を変えざるを得ず
海外のスイーツショップが日本に出店するようになり、気軽に食べられるようになった昨今。
今回紹介する、シンガポール発のティラミス専門店「ティラミスヒーロー」も、お取り寄せなどで大きな人気を集めていた。店舗販売は期間限定でしか行われず、ネットで注文しても3ヶ月待ちとなる程の人気だという。
一番人気のママヒーローはエスプレッソと最高級のリキュールを使用した贅沢な大人のティラミス
只今船橋東武と仙台三越で販売中です
ホワイトデーのお返しに是非
(♡>艸<♡) pic.twitter.com/ONRtAmuDZs— ティラミススター (@tiramisustar) 2018年3月12日
そんな同社が、日本のとある企業に「ティラミスヒーロー」のショップ名やロゴや商品をコピーされるという問題が発生。
更に、先を越してロゴの商標登録をされたため、本家ティラミスヒーローはロゴを使用できなくなってしまった。
HEROS' ティラミス専門店。
1/20 表参道店OPEN pic.twitter.com/ok3s5qdX1W— HERO'S (@HEROS0606) 2019年1月17日
問題となっているのは、先日1月17日に表参道にオープンした、「ティラミスヒーローズ」。
ロゴはもちろん、店名、ネコのマスコットキャラや、商品のコンセプトなど、本家ティラミスヒーローに酷似している。
これを受け、本家ティラミスヒーローは日本支店名を「ティラミススター」に変更。注意喚起の投稿がされると、ツイッターでは大きく炎上する事態となった。
2012年にシンガポールでつくったオリジナルのブランドロゴがコピーされ只今日本で使用できなくなってしまいました。私達の大好きな日本でこのような事がおき大変残念に思っています。でもアントニオは負けません!オリジナルの味を引き続きお届けする為に頑張ります(*•̀ㅂ•́)وわ pic.twitter.com/E9Yaps7s4w
— ティラミススター (@tiramisustar) 2018年12月27日
盗用したティラミスヒーローズの運営者情報を覗くと、代表者には高田雄史氏が据えられており、この人物は、パンケーキ店「Gram」の高田雄史社長と同一人物と推測されている。
これにはツイッターを中心に非難が殺到しており、「同じ日本人として恥ずかしい」「最低なブランディング」などといった厳しい声が上がっていた。一方で、本家ティラミスヒーローのファンたちからは「頑張ってください」「負けないで」といった応援が多く寄せられている模様。
ここまで似ているとなると、訴えられてもおかしくないレベルだろう。本家ティラミスヒーローは、自社のブランドを保つために戦ってほしいものだ。