家族親戚も入れてくれなかった・・・
今年の4月11日から5月19日、インド総選挙が行われ、インド人民党が勝利。前首相のナレンドラ・モディ氏が続投となった。
有権者が9億人もいる同国において一大イベントとなったが、その影で、わずか5票しか入れてもらえなかった悲しすぎる立候補者がいたのを、あなたはご存知だろうか。
カメラの前で涙を流すこちらの男性が、立候補していたニートゥ・シャトル・ワラ氏(35)。
インド・パンジャーブ州の選挙区で無所属新人として出馬していたが、わずか5票しかはいっていなかったことから、ネット上で大きく話題になった。
上の映像は地元のニュース番組のものだが、カメラの前で泣きくずれる様子が写っている。
しかも、悲しい事実はこれだけではない。ニートゥ氏はなんと9人家族で、全員が有権者にも関わらず5票しかはいってなかったというのだ。
地元メディア「Menxp」の取材において、ニートゥ氏の兄弟は「彼は、おじさんや親戚を含んだ家族みんなに大きく応援されており、『投票するからね!』と言われていました」と語っていた。裏切った四人が誰なのか気になるところである。
その後、ネットで大きく拡散されると、「ちょっとかわいそうだし・・・」という人が続出し、5月23日の開票日までに、最終的に856票まで伸びたという。
結局落選してしまったようだが、この出来事でめげたりせず頑張ってほしいものだ。
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