タピるのもほどほどにね!
近頃、若い女性の間で大人気のタピオカ。もちもちの味わいとおしゃれな見た目で、日本各地にショップが立ち並んでいる。みなさんも、一度は「タピる」という言葉を聞いたことがあるだろう。
台湾の喫茶店を発祥とするこのブームは、日本や中国本土でも賑わいを見せているというが、ある少女がタピりすぎてえらい目に遭ってしまったらしい。
体調を崩したのは、中国・浙江省に住む14歳の女の子。5月28日、彼女は便秘や食欲不振、そして激しい腹痛を訴え、近隣の緊急病院に搬送された。
医師がみたところ、お腹が異常にふくれていることに気づき、CTスキャンを行なった。すると、このような衝撃的な写真が目に飛び込んできたという。
くっきりと映っている腸にはいっているのは、なんとタピオカの粒。胃から結腸全体、肛門にかけて、ぎっちりと未消化のタピオカがつまっていたのだ。
担当医が彼女に最近の食生活について質問すると、「5日前にタピオカを飲んだ」と答えたそうだが、この量はどうみても嘘であると医師は考えたそう。長期間ずっとタピオカを飲まなければ、ここまで症状はひどくなかっただろう。
その後、女の子には下剤が投与され、体内からタピオカは除去されたという。
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タピオカは、根菜の一種であるキャッサバの粉に増粘剤を加えていることにより、もっちりとした歯ごたえが実現している。しかし、キャッサバ粉は難消化性デンプンであるため、大量に食べると消化不良を引き起こすことがあるという。
流石に今回の女の子ほど食べる人はいないだろうが、タピオカにはまっている方は、食べ過ぎに注意してほしい。
参照元:sinchew.com.my、Facebook [1]、[2]