怪しいやつは速攻で射殺しそうなボディガード
「SP」や「ボディガード」といった身辺警護に携わる人々は、スーツをまといスマートでフォーマルなイメージが強い。公人を守るために信頼感が重んじられるからだろう。
一方、アフリカのマラウィ共和国では別の意味で信頼感溢れるボディーガードが設置されたらしい。
サングラス、ガスマスク、鍛え上げられた太い腕には金属の手甲、そしてトゲトゲがついたヘルメットと肩パッド。
小学生男子が大喜びしそうな装備を一式取り揃え、近づく者は何者であろうと抹殺する雰囲気が漂っている。なお、グラサンをなぜ2つ装備しているかは不明である。
こちらの威圧感たっぷりのボディガードは、アフリカ南東部マラウィ共和国の大統領演説に配置されていた。
この数日前まで行われていた大統領選で、現職のムタリカ氏が勝利したが、同氏は以前より収賄や選挙の不正疑惑があがっており、反ムタリカ派によるデモが次々と起こっていたという。
そのため、暴動に備え演説には厳戒態勢が敷かれていたのだそう。この映画に出てくる悪役のような姿は必然的にできたものだったようだ。
また、この演説の直後にも暴動が起きていたようで、部隊は一斉に催涙ガスなどを使って鎮圧に向かったという。
ボディガードの姿はまるでフィクションのようだが、実際にマラウィ共和国がフィクションのような恐ろしい状況にあることは間違いない・・・。
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