異物混入っていうレベルじゃねぇ！
6月はアメリカにおいては卒業シーズン。卒業式を終えたら、お家でケーキを持ってきてお祝いをする・・・というのが定番らしい。
今回取り上げるテキサス州のご家族もお祝いを行ったようだが、あるアクシデントによってぶち壊しになってしまったという。
これを訴えたのは、地元パサデナにお住いのマーシー・フローレスさん。この日、娘の高校の卒業式があり、お昼から卒業祝いをしたという。
この日に備え、フローレスさんは事前にウォルマートで2段ケーキを注文。午前中の卒業式の後、娘さんを車に乗せてウォルマートへ受け取りに行ったという。
しかし店はケーキを用意していなかった上に「注文が入っていなかった」と言う始末。これを受け、フローレスさんは小さいケーキでもかまわないとし、代わりのものを用意するように求めたという。
こうして店側がクリームやフロスティングを施した後、やっとケーキを受け取ることができたという。
そしていざパーティを始め、ケーキを切ろうとしたところ・・・現れたのはスポンジではなく発泡スチロールの破片。
すぐさまウォルマートにクレームを入れ、証拠となる動画をSNS上に投稿した。
フローレスさんは当時の心境をこのように話す。
「私たちが失った大切な瞬間は取り返しがつきません。特別な瞬間だったのです。
それなのに、こんな発泡スチロールのケーキをよこすなんてひどすぎる。
一度だけでなく二度もトラブルをおこすなんて」
ウォルマート側はこれを受け、6400円（60ドル）相当のギフト券を送付し謝罪。「誤解によって発生した事件でしたが、問題は解決されました。お客様にご不便をおかけしたことへのお詫びとして、ギフトカードを贈らせていただきました」と声明を発表した。
一生に一度の大切な時間を台無しにされたフローレスさんの心境は、60ドルでは到底おさまることはないだろう。
