発情期のゾウは危険!
のんびりとして穏やかなイメージのゾウ。人を襲うことはほとんどない印象があるため、触ったり遊んだりできるスペースを備えた動物園も少なくない。
今回の動画でも、女子たちがゾウと戯れていたようだが・・・とんでもなく痛いアクシデントが起きてしまったらしい。
撮影したのは、ザンビアを訪れていた若い男女のグループ。グレーの服を着た女子がスマホでゾウの写真を撮ろうとしたところ、鋭いパンチを食らってしまったのである!
手が思い切り顔にぶつかり、ものすごく痛そう・・・。落ちたスマホに鼻を伸ばしているところからすると、スマホを奪おうとしているようにも見える。
ちょっと女子がかわいそうな出来事だったが、ゾウに詳しい人の間では「完全に自業自得」といった声が大きかった。
ゾウの顔をご覧いただくとわかるように、こめかみからは黒く汁が流れている。これはいわゆる発情期である「マスト期」のゾウにみられる現象で、この汁が出ている間は気性が荒くなっており、攻撃性が高まっている。
この時期にさしかかると人間にはもはや太刀打ちできないため、観客に近づけないよう表には出さない動物園が多い。そのため、今回のザンビアの動物園の対応は誤りだったと言えるだろう。
ゾウの発情期は数週間から数ヶ月に及ぶため、その間、常にイライラしており危険な状態が続く。過去には、飼育員を殺害したり、車を破壊するなどの出来事も起きている。
サファリなどで遊ぶ際には、こめかみから汁を出しているゾウにむやみに近づかないことが正解だ。
参照元:Youtube