ペンギンが寿司を食べにきた!?
ニュージーランド、ウェリントンにあるお寿司屋さんに、一風変わったお客さんが訪れたと話題になっている。やってきたのは・・・
なんと、ペンギンである!
7月20日、ウェリントン市内にあるお寿司屋さんで、グリル機材の近くからうなり声のような音をスタッフが耳にしたという。下をのぞいてみると、そこには小さなコガタペンギンが2匹で身を寄せ合っていたのだという。
2匹はお魚の匂いを嗅ぎつけてやってきたのだろう。これを受け、スタッフはすぐに通報。
駆けつけた警察官によると、同様の報告はこの直前にもあり、7月15日の明け方にウェリントン駅の外でも発見されていたという。ここはおすし屋さんの近くだった。地元の環境保全局は、ペンギンたちが戻ってくるだろうと推測し、現場周辺の監視を続行していたのだ。
こうしてペンギンたちはお寿司屋さんで捕獲され、ウェリントン動物園へ運ばれていったという。
店主のウィニー・モリスさんは今回の件について、「ペンギンが自分の店にくるなんて正気の沙汰じゃないですよ。でも愛らしいです。実際見つけた時は怖かったですが、とっても可愛いですよ。」と語っていた。
保全局の職員は、同様の事態になった場合、噛みついてくる恐れがあるので近づかないように注意を呼びかけている。
コガタペンギンは近くにあるウェリントン港から歩いてきたとみられており、その後、各省庁の協力のもと港へ帰っていったという。頭数も年々減少している中、お寿司屋さんに現れたときて、現地の人々は尚更驚いたに違いない。
参照元:Youtube、The guardian