最低すぎるパワハラ事案!
経済発展に伴い、イケイケドンドンな企業が増えている中国。どうにかして売り上げを伸ばすぞ!と勢い付く中、パワハラが横行し問題となっているという。
今回の貴州省にあるホームセンターでも、売り上げ高の悪かった社員に対し、罰として恐ろしいものを食べさせていた。
それはなんと、生きた淡水魚と鶏の生き血。健康へのリスクも高いこの2つを、ノルマを達成できなかったスタッフに強要したのである。
地元紙「北京新聞」の報道によると、この出来事は8月4日に起こったとされ、20人もの社員が被害を受けたとみられている。
この映像が流出すると瞬く間に炎上し、同社の担当者はこのイベントが行われたことは認めたものの、「映っているのは有志で参加した従業員です」と強調。しかし、SNS界隈のユーザーはこれを信じることはなかった。
動画が拡散されると、貴州省にある地元の労働組合は「事件の調査を開始した」と記者団に公表している。
中国では、従業員への侮辱や体罰を労働法で禁止しているにも関わらず、労働効率を上げるために、こうした儀式を行うことは少なくない。過去にも、ノルマを達成できなかった社員に対し道端を這いずり回らせた化粧品会社があった。
こうした事件はネット上でたびたび炎上をしているが、国が介入して措置を取らない限り、再発を防ぐことはできないと言えるだろう。
こうした人の尊厳を踏みにじる会社は、社会からしかるべき制裁を加えられるべきである。
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