【残酷】ゴムのリングにはまったまま成長したカメ、甲羅が変形した状態で発見される

自然

リングにはまり甲羅が変形してしまったカメ

プラスチックを飲み込んで死んでしまうカモメや、漁に使う網にかかり死んでしまう魚など・・・ゴミのポイ捨てによる動物たちの被害は後をたたない。edamame.でも、過去にプラスチックが巻きついたまま成長してしまった魚を紹介したことがある。

この悲劇が、今度はタイで起こってしまった。

上の画像は、タイ・チョンブリー県の側溝で発見された、キスイガメというカメの一種。8月25日にここを掃除をしていた地元の男性が見つけ出した。

ひょうたんのような形になってしまっている甲羅は、生まれもっての姿ではない。硬いゴムでできた小さなリングがはまったまま成長してしまっているのである。

まるでコルセットで締め付けられたかのようだ。だが、この痛々しい姿にも関わらず、カメは元気だったという。

清掃員の男性は「このかわいそうなカメは、小さい頃からずっと苦しんできたでしょう。もし私が見つけていなかったら、このカメがどうなっていたかわかりません。きっと誰にもリングを取り外してもらえなかったのでしょう。」と語る。

丁寧にリングを取り外した後、カメは水辺の近くにある草むらに放したという。

水辺には豊かな生態系が広がっている。ゴミの不法投棄を防ぎ、こうした悲劇を少しでも防いでいくことが望まれる。

 

参照元:TwitterDaily Mail

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