「ブラジルのトランプ」またもやトンデモ発言
アマゾンの森林火災への対応の遅れや、フランス・マクロン首相夫人への失言など、批判が集まるブラジルのジャイール・ボルソナロ大統領。その悪評から、しばしば「ブラジルのトランプ」と称されている。
そんなボルソナロ大統領が、8月10日にとんでもない発言をしていたことが明らかになった。
その内容は、「排便は1日おきにして地球を救いましょう」というもの。
現地ジャーナリストによると、この排便発言が飛び出したのは、専門家から「地球上に排出される温室効果ガスの4分の1が、森林破壊と農業によって発生している」という報告を引用した後に次のように発せられた。
「少しだけ食事の量を減らせばいい。環境汚染について語りますが、1日おきにうんちをするだけで十分です。これは全世界にとって良いことだ。」と語ったのだ。
またこの発言の前にも、専門家による被害規模の報告を受けたというが、ボルナソロ大統領は「報告は嘘である」と言い、担当議長を解任していた。
アマゾンの火災は焼畑農業が原因とされているが、それを後押ししたのは、政府がアマゾンの管理を緩めたからだと指摘されている。ボルソナロ大統領が就任して以来、違法伐採や農地開発による森林破壊が加速していた。
9月4日現在も火の手は治まっておらず、被害は拡大している。大統領が適切な判断をくだし、少しでも食い止められれば良いのだが・・・。
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