危険ヨガで6階ベランダから転落
ここ数年、SNS映えを狙い危険を顧みない行動で命を落とす若者たちが後を絶たない。そんななか、またしても同じような悲劇が起きてしまった。
8月25日、メキシコ在住の女子大生アレクサ・テラザスさん(23)は自宅マンション6階のベランダでヨガをしていたという。だが、彼女がしていたのは「エクストリームヨガ」という行き過ぎた危険ヨガだった。
LLEVA AL EXTREMO
PRÁCTICA DEL YOGA
Al practicar un tipo de yoga al extremo, una joven de San Pedro cayó desde el balcón de su depa a 25 metros de altura.
Alexa Terrazas tiene 110 huesos rotos. Le tienen que reconstruir tobillos, rodillas, cara etc. y no caminará en 3 años. pic.twitter.com/0ftoHPcMCa— JavoRayado (@javierehdz) August 27, 2019
アレクサさんはベランダのレールの上に上半身を乗り出して逆さまになり、腰と脚でバランスを取っていたのだが、そこから25メートル下へ転落してしまったのである。
110箇所以上の骨折、歩行困難に…
すぐさま病院に搬送された彼女は、幸いにも命は取り留めた。まさに奇跡といえるだろう。
だが、両脚、腰、頭など全身に110箇所以上の骨折をし、その再建手術には11時間を要した。そして、彼女が歩けるようになるまでには最低でも3年はかかるだろうと、手術を担当した医師は述べている。
アレクサさんはインフルエンサーとして注目を集めており、これまでにもSNSには極端な状況下で過激なスポーツをする様子を投稿していたという。
今回の事故に関して、「これで二度と危険ヨガに手を出さないだろう」「どれだけ危険かわかったでしょ」「ヨガパンツを履いてなかったのが失敗だったね」「命が助かってよかったけどこれからが大変だ」と世間の声は厳しい。
いいね欲しさに危険ヨガに手を出してしまったアレクサさんだが、その代償は大きすぎたようだ。