【大損失!】牛の精子を大量に保管していた研究所が爆発!消火中も「発射物」に注意せよとの指示

事件

発射物(いろんな意味で)

9月16日早朝、オーストラリア・ビクトリア州にある乳製品卸売業者の建物にて爆発が起き、1棟が焼ける火災が起きた。

その会社が保管されていたものというのが、なんと大量の牛の精子

建物を所有する”ヤラム・ハード・サービス”は、乳牛種雄牛を飼育しており、乳牛や食肉用に精子を提供する企業だ。

現地には10名の消防士が駆けつけ、消火活動を行ったというが、建物内には精子の入った注射器が冷凍庫に大量に保管されていた。

そのため、熱で膨張した注射器が弾け飛んでくる恐れがあり「発射物に気をつけましょう!!」と呼びかけながら消火されたそう。牛の発射物が入った発射物である。

このような発射物の危険の中、消防士らは自分の身を守りながら鎮火したという。

今回の火災で、牛の精子が入った注射器およそ100本が失われてしまい、ヤラム・ハード・サービスは大きな打撃を受けたという。

それもそのはず、同社は注射器1本あたり5万4000円〜10万円(500ドル〜1000ドル)相当で販売している。また、人工授精の時期も近づいているため、精子の価格もさらに上がるという。

米紙”Newsweek”の取材において、「今回の火災で、酪農家は大きな損失となるでしょう」と、同社の副社長アーロン・トーマス氏は語っていた。

火災の原因はまだわかっていないが、原因究明が急がれるだろう。

 

参照元:TwitterNewsweek

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