浸水した道路を歩くことの危険性
待ちに待った3連休を前に、今月12日頃には「今年最強クラス」とも言われる大型で猛烈な台風19号が西・東日本に接近している。
昨年、甚大な被害を関西エリアにもたらした台風21号は我々の記憶に新しいが、今回の台風はそれとほぼ同レベルのようだ。そして、今なお台風15号の爪痕が多く残る千葉県では、新たな台風の接近に住民から不安の声が上がっている。
暴風や豪雨が予想されるため、外出はできる限り避けるべきだろう。飛んできた物が当たったり、道路が浸水して身動きが取れなくなってしまうかもしれないからだ。
また、台風が過ぎ去った後も安心してはいけない。これは先月19日に米テキサス州ヒューストンで撮影された動画だが、熱帯低気圧の停滞により大雨が降り続いたヒューストンの町ではこのように浸水した道路がいたるところにあったという。
道路は隠れて見えないものの、すぐそこまでだからという気持ちで浸水した道を歩こうとする通行人。だが、予想していなかった深みに次々とハマってしまっている。
撮影者さんも動画を撮りながら通行人に注意喚起を促したというが、多くの人は耳を傾けず道路を渡ったのだという。このように自然災害の後は目に見えないところにも多くの危険が潜んでいるのだ。
私たち一人一人が警戒し備えるとともに、今回の台風による被害が最小限にとどまることを願いたい。
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