ホームにいた人の団結力で救われた命
10月15日、アルゼンチンの首都ブエノスアイレスのプエイルレドン駅で衝撃の光景が激撮されていた。
この日、地下鉄Dラインのホームにはいつものように多くの人がごった返していたのだが、突然誰かが倒れたかと思うと、その人は前方にいた女性を押し倒す形になり、前方にいた女性はそのままホームへと転落してしまったのだ。
女性は意識を失っているのか微動だにしない。そして、無情にもホームに入ってくる電車のライトが見えてきた。こんな時、最悪の事態が頭をよぎるものだが、ホームにいた人たちは諦めていなかった。
ホームに入ってくる電車へ手を振ったりバッグを振り回したりして緊急事態であることを必死で訴えかけたのだ。そして、尋常ではないその光景に異変を感じた運転手は、寸前のところで電車を緊急停止させたのである。
その後、女性は病院に搬送されたというが命に別状はなかったようだ。
ホームに居合わせた人たちの団結力のおかげで彼女の命は救われた。この咄嗟の判断や行動には世界中から称賛の声が相次いでいる。
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