鼻の奥にずっと挟まってた袋
マリファナは燃やしてでる煙を吸うものだが、今回取り上げる男性は、ハッパの入った袋を丸ごと吸い込んでいたらしい。
摘出してもらったのは、オーストラリア・シドニー在住の48歳の男性。
10月付で刊行された医療ジャーナル「BMJ Case Reports」によると、彼は以前より頭痛を訴えており、地元のウェストミード病院を受診したという。
CTスキャンで検査した結果、なにやら鼻の奥に灰色の物体が写っていたという。医師が質問したところ、男性は過去に感染症にかかったことがあり、鼻の穴は閉塞していたのだそう。
医師はここから”鼻石症”と診断し、手術を行ったというが・・・中からは植物のようなものが詰まった風船が摘出されたのである。
これを受け、男性はこのマリファナについて白状。なんと18年前、男性は犯罪を犯して収監されていたという。
そこに面会に来た当時のガールフレンドがマリファナの差し入れをし、看守にバレないようにと鼻の奥に詰めたのだという。
医師はジャーナル誌において、「看守の目をかいくぐる方法としては効果的だったようですが、患者は誤って鼻の奥深くに入れすぎ、その後飲み込んでしまったと思い込んでいたようです。」と彼について語っている。
医師の話では、刑務所内へのマリファナの持ち込みが原因による鼻石の報告は初めてだという。ほとんどの場合、麻薬の持ち込みは飲み込んで行われることが多いが、今回のように鼻の穴に入れられたことはとてもまれだ。
参照元:LiveScience、Facebook