一体誰が!アメリカンな鳩が多数目撃
ラスベガスといえば、ギャンブルやショー、お酒が楽しめるオトナの聖地。その華やかさは、まさにアメリカ!といえる場所である。
そんなラスベガスで最近、キュートでアメリカンなハトが目撃されているらしい。
ハトさんがつけているのは、小さなカウボーイハット。今年12月から多数目撃されており、誰が何のためにつけさせたのか、現在も不明なのだという。
最初に発見されたのは、12月5日のことで、地元に住むボビー・リーさんという男性が、大きなゴミ箱の近くで見つけた。
他にも赤いハットやグレーのハットを被っているハトを発見しており、ボビーさんは不思議に思ってスマホを向けたそう。
その動画がネット上で「かわいい」と大きく話題となり、やがて仕掛け人探しが始まったという。
まず最初に疑われたのは、ラスベガスにあるのロデオのプロスポーツ選手組合。「何らかのプロモーションとして始めたのでは」という声が多数寄せられていたが、同組合は関与を否定した。
ネット上ではこれに関し好意的な意見も多かったものの、「頭に帽子をくっつけられており、虐待ではないか」と指摘する声も少なくなかった。
地元のアニマルレスキューのCEO、マリア・ヒルマン氏も、メディアの取材に対しこのように答えていた。
「最初に見た時、あらかわいい!と思いました。しかし少し考えて、何を目的に頭に帽子を接着剤でくっつけられているのか、疑問に思いました。
ハトたちが飛びにくくなったり、目立ったりして捕食者を引き寄せる危険性があります。
時折鳩の頭から落ちた帽子を見かけますが、羽根がくっついています。取れるのは、頭の羽根が抜け落ちる時だけでしょう。」
ヒルマン氏の団体は、現在ハトを捕まえて帽子を取る作業に追われているとのこと。だが捕獲は困難を極めているそう。
可愛らしい見た目とはいえ、接着剤で帽子をくっつけるなんて、動物をおもちゃ扱いしていることに他ならない。誰が一体何のためにこれをやったのか・・・謎は深まるばかりである。
参照元:Youtube、The guardian