2007年よりグーグルマップが提供しているストリートビュー機能。グーグルマップ上であらゆる地域の人々が世界中の風景をパノラマ写真で見ることができる便利なサービスで、多くの人が使ったことがあるのではないだろうか。
亡き祖父の姿を発見
そんなストリートビューで、今は亡き祖父の姿を発見したという女性がいるという。
私の祖父は数年前に亡くなりました。最期にサヨナラを伝えることはできませんでした。昨日グーグルマップで祖父の農場付近を見ていると、道路の終わりに祖父が腰掛けている姿があったのです。
ストリートビューでの故人との再会
生前、メキシコのデュランゴで農場を経営していた祖父。女性にとって父のような存在であり安らぎを与えてくれる素晴らしい人物だったが、2年前に亡くなった際には別れを告げることも、どれだけ愛しているか伝えることも叶わなかったという。
そんなときにネット上で度々見かけていたのが、ストリートビューでの「故人との再会」だった。
もちろん故人がストリートビューに映り込んでいる可能性は極めて低く、期待できるものではなかったに違いない。それでも微かな希望を胸に検索してみたところ、なんと奇跡的に亡き祖父の姿を見つけることができたのだ。
彼女の投稿は多くの人の感動を呼び、また同様に故人と再会を果たした人たちからも喜びの声が上がっているという。これを受け、グーグル社広報担当者は「当社のサービスで多くの人が最愛の人を思い出し記憶を共有することができるのは心温まることです」と述べている。