買い占めから1週間後に街中に現れたのは?
3月23日に開始したイギリス全土のロックダウンから1週間がたった。非常事態宣言が出た直後は大きな混乱が発生し、イギリス各地のスーパーでは買い占めが多発したのは記憶に新しい。
では、その1週間前に購入された食料品はどうなったのだろうか。その衝撃的な顛末が、イギリス国内で怒りを買っている。
All those panic buyers who emptied the shelves and are now doing this should be fined!
Pictures taken by refuse collectors on their rounds!
Absolutely fuming!! ? pic.twitter.com/8TCZWR3pl8— James Howarth (@jimbo_lmr) 2020年3月28日
ゴミ箱に積み上げられているのは、賞味期限切れになった食料品。中には、まだ食べられると思われる物もたくさん投棄されている。
上のツイートには、「買い占めを行い、スーパーの商品棚を空っぽにしたやつらに罰金を課すべきだ!」と怒る言葉が書かれている。
ツイートは大きく拡散され、「空の商品棚の前に立ち尽くす高齢者や、重労働の後に何も食べられずにいた医療従事者を思うと頭に来る」「買い占めは恥ずべき行為だ。」「ひどい」といった声が多く寄せられていた。中には、他にも同様の状態のゴミ箱を見つけたという声も散見された。
現在は混乱も落ち着き物流も回復したので、買い占めは沈静化している。ただし、感染リスクを抑えるために順番に店内に人を入れるシステムのスーパーが多いという。
依然、買い物ひとつするのにも時間がかかるようだ。
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日本でも、いつしかロックダウンが起きればこうしたパニック買いが多発する可能性がある。
海外で起きている問題の二の舞にならないように、さらなる感染拡大に備え、冷静な消費行動を意識するほかない。
参照元:Twitter