キツネは嬉しいとこんな声が出る!
ふわふわな尻尾とスリムな足が魅力のキツネ。犬にそっくりなので、「飼いたい!」「モフりてぇ!」という方もいるのではないか。
だが残念ながら、エキノコックスといった寄生虫の危険性があるために、間近で触れ合える場所は限られている。そのため、私たちの生活から程遠く感じるキツネだが・・・、究極に懐くとこのようになるらしい。
こちらの映像は、米ミネソタ州レイクビルの動物保護団体「セーブ・ア・フォックス」が公開しているもの。この団体は、怪我や病気をしてしまい群れからはぐれてしまったキツネを保護している。
撮影しているのは、創設者であるミカイラ・レインズ氏である。
窓の外から見ているのは、フィニガンという名の赤ギツネだ。彼はとても甘えん坊なようで、レインズさんに構ってもらうのが大好きだという。
雪の中、外に出ると、小刻みな「ケケケ」という鳴き声を発する。心なしか、なでなでした途端にうっとり笑っているように見える。
こちらの動画にもフィニガンの可愛い姿が写っている。
日本の昔話の影響でキツネというのはどうしても悪い印象があるだろう。だが、このレインズさんとの追いかけっこを見ると、高い知能と同時に温和な印象を受ける。
実際に、ロシアの研究者ドミトリ・ベリャーエフ氏の実験結果によると、キツネには高い知能がそなわっており、家畜化も可能なほどの温厚な個体も存在するという。
今回紹介した団体は野生のキツネを保護しているので、家畜化されているわけではない。フィニガンのように人間にとても懐く個体は珍しいため、どこかレインズ氏との絆を感じてしまった方もいるだろう。
参照元:Youtube、Save a fox