自宅隔離を呼びかけるも自分は…
これは、3月29日に英プレミアリーグの「マンチェスター・シティFC」に所属するイングランド代表DFカイル・ウォーカー選手(29)がインスタグラムに投稿した動画である。
新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため「#StayHomeSaveLives(命を救うため家にいよう)」と呼びかけていたのだが、なんとこの数日後、ウォーカー選手は友人とともに2人のデリヘル嬢を自宅に招き入れ楽しい夜を過ごしていたというのだ。
無責任な行動に批判殺到
現在イギリスは3週間のロックダウンの真っ最中であり、自宅隔離を呼びかける彼の動画は40万回以上も再生されていた。にもかかわらず、自身は風俗サービスのエージェントに依頼し、2人の女性を派遣してもらっていたというのだからとんでもない。
実はこの一連の出来事は、派遣された女性のひとりルイーズさん(21)により明るみになった。
あの日、ボスに上客がエレガントな女性を依頼していると言われ仕事に行きました。彼は自分のことをカイと名乗ったけれど彼の友人が有名なサッカー選手だと教えてくれたんです。世界へ自宅隔離を呼びかけていたにもかかわらず今回彼がとった行動は無責任にもほどがあります。彼は偽善者です。
ロックダウン中は他人を自宅に招き入れない、他人を訪問をしないように推奨されているため、いくら仕事とはいえ彼女の行動にも問題はあったはずだが、影響力のある著名人がこのような軽はずみな行動をとったことは非難されて当然だろう。
ウォーカー選手は自身の行いを認め謝罪しているというが、協会は彼の約2週間分の給料である約3200万円の罰金の他に処分も検討しているという。国のみんなが一丸となりウイルスと戦っている時に、身勝手な行動をとってしまったウォーカー選手の今後は前途多難になることだろう。