逮捕されたのはかわいいインコ
ブラジル北東部ピアウィ州のテレジナで、一風変わった麻薬密売人の一味が逮捕された。
テレジナ警察の発表によると、4月22日に行われた家宅捜索で、密売人が飼育するアオボウシインコが発見されたという。
警察が家に近づいた時、インコは「ママ〜!警察!」と叫んで飼い主に警告していた。
どうやらこのインコは見張りとして調教されていたとされているが、テレジナ警察は、麻薬密売人がインコを訓練したケースは前例がないと明かしている。
今回の家宅捜索により、この家に住む30歳の男とその妻、16歳の娘が麻薬所持で現行犯逮捕された。
インコは環境保安局に保護された後、テレジナ市内にある動物園に移送された。現在リハビリとして飛行訓練を受けており、終わり次第野生のインコの生息地に放されるとのことである。
ちなみに動物が犯罪者によって飼育されていた例は過去にもあり、2008年にも、サンパウロのギャング集団がワニ2匹を飼育していた。このワニは、ギャングが殺した人間を隠蔽のため食べるよう強いられていたというが、ワニは拒否していたという。
参照元:Metropoles、Youtube
この記事を友達にシェアしよう! /
あなたにおすすめ