猫を投げた企画委員が辞任に追い込まれる！！

ネコは高いところから落ちても平気で着地したりするので、世の中にはわりと手荒に扱う人もいる。一方で、投げたりするなんてとんでもない！という考えの愛猫家の方々もいらっしゃることだろう。

今回、そんなネコの扱いが決め手となり、ある男性が辞職になりかけているという。

問題となったのは、アメリカ・カリフォルニア州ヴァレーホの企画委員、クリス・プレッツァー氏。

彼は4月20日、Zoomを利用した企画委員会のテレビ会議で、「うちの猫を紹介したいですね」といって猫を抱き上げると、その辺に投げたのである。

更に別の映像では飲酒している光景も写っており、酔っ払っている状態で会議に参加していたとみられている。猫が投げられた後、他の人の凍りついた顔や、笑っている顔も写っている。

上の動画がそのうち公開されると、地域住民から「猫を虐待している」とのクレームが7件も寄せられ、やがてプレッツァー氏の解任が決まったという。

これを受けプレッツァー氏は声明にて「Zoomを使ったテレビ会議で適切な指揮を取れず、私が危害を与えた可能性についても謝罪します。議会に尽力してまいりましたが、今やその信頼を取り戻すことはできません。」と述べた。

地元紙「Times-Herald」よると、4/27にプレッツァー氏の正式な辞職が決まり、ヴァレーホ市議会も受け入れたという。

この事件に対し、「ネコはこれくらい大丈夫だし、むしろ喜ぶ」という声がある一方、「乱暴な扱いでひどい」と批判する声も相次いでいた。

真面目なビデオ会議中に飲酒をするなど、普段から問題行動を起こしていただろうとがうかがえる。今回、ネコの扱いが決め手となったのだろう。

参照元：FoxNews、Times-Herald、Youtube