たまたま撮影していた動画のおかげで、素早い処置を受けることができた少女が話題となっている。
痛みの原因はヘビ!
5月14日、米テキサス州の自宅裏庭でチアリーディングのタンブリングの練習をしていたのはパリスさん。しかし、突然、右足に激痛が走ったという。
何が起きたのかわからず当初は棒や木の枝を踏んだのかと思っていたが、痛みは消えることなく足はどんどん腫れていったという。パリスさんの母親トレイシーさんはクモかハチに刺されたのかと思い、病院の緊急救命室にパリスさんを連れて行った。
医師に何が起きたのか説明しようとした時、パリスさんは練習の様子を撮影していたことを思い出し医師とともに見てみると…
そこには、パリスさんの右足をヘビが噛んでいる瞬間が捉えられていた。
動画のおかげで素早い処置
このヘビはカパーヘッドと呼ばれる北米東部に生息するマムシの一種だという。テキサスではよく見られ、その毒が致命的になることは滅多にないそうだ。
パリスさんはすぐさま抗蛇毒血清を投与され、その後移送された小児病院でも同様の処置を受けた。病院に2日間入院し、その後自宅へ戻ったというが、回復するのに5日間ほどかかったそう。
もしもヘビに噛まれていたことに気付いておらず、処置が遅れていたことを考えると恐ろしい。動画を見た人たちからは「助かってよかった」「動画があったことに感謝だね」「緊急時の時間は本当に貴重」と安堵の声が上がっている。
参照元:YouTube、NewYorkPost