男性2名をショベルや拳で殺害した女
昨年8月、ロシア・ヴォルゴグラード州ミハイロフカにて、37歳の男性が遺体で発見された。
地元当局の発表によると、検死の結果、激しく殴られていた上に、シャベルを使った性的暴行を加えられていたことがわかったという。
遺体は道路沿いにある柵の向こうに投げ捨てられていたというが、警察は犯人像がつかめずにいたという。
しかし、二人目の殺人事件が発生したことから、驚くべき人物が容疑者として浮上したのである。
Farmer's daughter accused of raping man to death with shovel https://t.co/UhaJctKt4n
— The US Sun (@TheSunUS) June 12, 2020
容疑がかけられたのは、地元の裕福な農家の娘である、エレナ・ポベリヤキナ(22)。
地元紙の報道によると、二人目に亡くなったのは31歳の男性で、当時地元の人達とともに酒を飲んでいたという。
ところが、男性が「お前の父親はつまらないやつ」といって侮辱したことから、エレナは激昂。酔っ払ってソファーで横になっていた男性に飛びつき、殴る蹴るの暴行を加えた末に死亡させたのである。
エレナは警察に拘束された後、2件の殺人を認めたが、証言を拒んでいるという。ちなみに、一人目に殺された37歳の男性は、酔って家に帰りたがらなかったことから犯行に及んだという。
彼女の父親はシングルファザーで、26歳の姉とともに育てられた。以前はロシア国外の大学に通っていたというものの、実家の手伝いをするために地元に戻ってきていた。
小柄ながら凶暴と知られていた美女
地元民によると、彼女はボクシングをやっており「小柄だが強い」と言われていたという。また、四肢を切断した人間のイラストを好んで描いていたこともあった。
二人目の殺害の目撃者は、「彼女はすごく強いので、怖くて仲裁に入れなかった。被害者の男性は『一人で治るから大丈夫』といってたので救急車を呼ばなかったのですが、翌朝に息をしてなかった」と、地元紙に対し語っていた。
彼女はいずれの犯行も自白したものの、「一人目は路上で車で轢いて死んで、二人目は持病の腎不全で死んだ」と、殺害を一部否認していた。
彼女は殺人と性的暴行の罪で起訴され、今年後半に裁判が行われる予定だと報じられている。