ドラム式洗濯機の中に愛猫が!
豪クイーンズランド州のサンシャインコーストにあるマジンバに住むアマンダ・メレディスさんがこんな経験をしたとして、猫の飼い主さんたちに注意喚起を呼びかけている。
事の発端は5月下旬、アマンダさんの夫アンジェロさんがシーツを洗濯したところ、奇妙な声が聞こえてきたという。アマンダさんは食器棚から聞こえてきた音だと思い気にも止めなかったが、すでに洗い終えた洗濯物を外に干しに出ようとしたとき、再びその声が聞こえた。
そして、シーツを回している洗濯機に目をやると、その中には2歳になる愛猫のオスカーが入っていたというのだ。
Cat miraculously survives 12 minutes in washing machine during hot cycle https://t.co/lHbEJmwrSR pic.twitter.com/7una9wBghM
— New York Post (@nypost) July 2, 2020
ドラム式洗濯機の透明のガラス戸に手を当て、アマンダさんを必死で見つめるオスカー。そのシーンを思い浮かべただけでオスカーの恐怖や不安が伝わってくるが、このときすでに洗濯を開始してから12分が経過しており、洗剤とともにお湯の中でグルグルと回っていたことになる。
洗濯機は猫にとって最適の昼寝場所
アマンダさんはすぐさまオスカーを救出しようとしたものの、作動中の洗濯機のロックが解除されるまでに2分間かかったそうで、アマンダさんは「その時間は悲劇だった」と話す。
その後、オスカーはかかりつけの動物病院で抗炎症剤などの薬物治療を行い、24時間経過観察をすることになった。当初は6時間が山場と言われていたが、ぐっすり眠ったオスカーは1週間後には回復したとのことでみんな安堵したことだろう。
南半球にあるオーストラリアではこれから寒くなる一方で、オスカーは暖かい洗濯機の中で昼寝をしていたとみられる。獣医師によるとこのようなケースは少なくないようで、アマンダさんとともに飼い主さんたちに洗濯機を使用する前にはきちんと確認をするように注意を呼びかけている。
参照元:Twitter、News.com.au