購入したナゲットにマスクが混ざりこむ
マクドナルドのナゲットは世界中で人気の商品だが、今回のイギリスでの不祥事は、日本でも起こりえるかもしれない。
声をあげたのは、イギリス・ハンプシャーの町アルダーショット在住の4児の母、ローラ・アーバーさん(32)。
8月4日、近くのマクドナルドでナゲット20個を購入し自宅で食べていたというが、突然、6歳のマディちゃんが喉を詰まらせ苦しみはじめたという。
すぐにアーバーさんは吐き出させたというが、中から現れたのは、明らかにナゲットではなかった。
英紙「Mirror」の取材において、「小さな娘が喉を詰まらせたので、指を入れて吐き出させました。すると、中から気持ち悪い青いものが出てきたのです」と語る。
これに強い衝撃を受け、彼女は他に異物があるのではないかと容器を調べた結果、もう一つのナゲットからも青い物体が出現。取り出した結果、どうみても丸まったマスクにしか見えなかったという。
購入した店舗に電話をかけ店長と相談したというが、「謝罪をしてもらえず、ナゲットの提供を止めることはできなかった」と語っている。これに関し、「店長のずさんな管理が信じられない。」と苦言を呈していた。
アーバーさんはこの件をフェイスブックで拡散すると、多くの人から反応が。やがて不満がマクドナルド本部に及ぶと、担当者が公式で陳謝した。
「お客様が受けた被害についてお詫び申し上げます。食品の安全性は私たちにとって最も重要な事項であり、欠陥を避けるために厳格な基準に則って品質管理をしております。」とコメントをし、全額の払い戻しと実態の調査を行うことを約束している。