妻を守るためサメと血塗れの死闘!!
オーストラリア・ニューサウスウェールズ州ポートマッコリーにて、サメ映画と見まごうほどのワイルドな事件が起こったという。
ニュースの主役となっているのは、地元に住むマーク・リプリーさんという男性。
8月15日当時、妻のシャンテル・ドイルさんとともにシェリー・ビーチという場所に訪れ、サーフィンを楽しんでいたという。ところが、突如奥さんは何者かに襲われ、サーフボードから投げ出されてしまったという。
その正体は、およそ2メートルから3メートルはあるだろう大きなホホジロサメ。奥さんは右ふくらはぎを噛まれた後、ボードにしがみついて必死に逃げようとしていた。
それを見たリプリーさんは、なんと脇目を振らずサメに立ち向かい、逃げる奥さんのほうをいかせまいと激しくパンチを加えた。やがて、驚いたサメはどこかに逃げて行ったという。
当時のことを、豪メディア「Nine network」に対してこう語る。
「我が子の母親を見た時、どう助けるか。これがあなたが何者であるかを表す全てです。だからすぐに行動しました。
体は「離れろ!離れろ!」という言葉に反応しました。パンチを繰り出すと、まるで「目を殴れ!」と声が聞こえ、どこを攻撃するか驚くほど素早く判断してきたんです。」
サメが逃げた後、奥さんはヘリコプターで病院に緊急搬送されたが、命に別状はなかった。今は元気だそうだが、怪我の影響が長引くだろうと見られている。
ビーチはこの騒動以降まる1日閉鎖され、警官や漁業関係者が詳細を確認しているという。
参照元:ABC news、