子供のバイソンに近づいた女性が襲われる
米サウスダコタ州にあるカスター州立公園は野生動物と出会える自然公園として知られているが、野生のバイソンの群れを撮影しようと近づいた女性がバイソンに襲われるという事故が起きてしまった。
8月13日、同公園はたくさんのバイカーたちで賑わっており、目の前に現れたバイソンの群れを前に停止していたというが、そのなかでアイオワ州在住の女性(54)が写真撮影を試みようと、茂みに隠れながらだんだんバイソンの子供に近づいていったという。
すると、次の瞬間、子供を守ろうとしたのか、バイソンは女性めがけて突進してきたのだ。そして、その角がベルトに引っかかり、女性は振り回され履いていたジーンズが脱げ地面に放り出されてしまったのだ。
野生動物に近づかないで
現場に居合わせた人たちはすぐさま女性のもとへ駆け寄り、女性はヘリコプターで病院に搬送されたというが幸いにも軽傷ですんだという。
動画を撮影していたジョー・リードさんはこのように述べている。
この動画をどうかどうか共有してください。そうすることで野生の動物に近くと命を落とす危険性があるということを理解できるでしょう。ありがたいことにパークレンジャーたちはバイソンを鎮静させるに至りませんでした。
また同様に、カスター郡保安官事務所も、野生動物をみる時には車やバイクから降りないことやバイソンに近づきすぎないことを呼びかけている。
動画を見た人たちからは「自業自得」「なんて愚かなんだ」と厳しい意見が寄せられており、動画は広く共有されているようだ。