聖なる橋でヌード撮影
以前、ニュージーランドの聖なる火山でヌード撮影をしたプレイボーイモデルの記事をお伝えしたが、その国にはそれぞれの宗教や文化があり、それを尊重するのが当然だろう。
だが、ふたたび同様のニュースが報じられたのでお届けしよう。
French woman arrested for naked video on Indian holy bridge https://t.co/HuHtnCiRbS pic.twitter.com/XjYJji2IgQ
— CNA (@ChannelNewsAsia) August 29, 2020
先月末、インド北部リシケシにあるガンジス川にかかる「ラクシュマンジュラ橋」でヌード撮影をしたフランス人女性が逮捕されるという事件が発生した。
「マリーエレーヌ」と名乗るこの女はオンラインでアクセサリー販売をしており、今回の撮影は事業宣伝ものだったと主張している。撮影したヌード写真を、女がインスタグラムに投稿したことから事件が発覚し、身柄を拘束されることとなったようだ。
ヒンズー教の神が渡った場所
女は公共の場でのわいせつ行為やネットにわいせつ物を投稿した容疑で逮捕されたというが、有罪となれば最長で禁錮3年の実刑判決に直面する可能性もあるという。女は今回のヌード撮影について、インドでの女性蔑視に抗議の意味を込めてやったというが、文化の認識に欠けており地域社会を傷つけてしまったことを謝罪している。
リシケシは聖地であり、ラクシュマンジュラ橋はヒンズー教の神であるラーマと弟のラクシュマナ、妻のシーターがガンジス川を渡った場所だと崇められている。そんな聖なる橋でヌード撮影をしたことは冒涜行為に他ならないだろう。