出して飲んで出して飲んで
90年代、おしっこをごくごく飲む「飲尿健康法」が流行ったことを覚えているだろうか。とても試したという方は少ないだろうが、その衝撃的な内容から各メディアで話題になっていた。
そんな飲尿を、なんと2020年のドイツで実践している人がいるらしい。
こちらの男性は、ドイツ在住のインフルエンサー、ヤン・シュネマンさん(26)。YoutubeやInstagramを駆使し、代替医療を広める活動している。
そんな彼が行なっているのは、1日約3リットル(7パイント)の尿を飲む健康法。時に、注射器を使って皮膚や耳、目に注射するなどといった行為も行なっている。
これにより、シュネマンさんは病気を防ぎ、気分の落ち込みを緩和できると主張しており、Youtubeの動画では「尿を飲むことで病気を予防できるし、1日4〜7時間の睡眠だけで十分足りるほどのエネルギーを得られる。」と語っていた。
シュネマンさんは飲尿により質のいい生活を手に入れられたと話しており、尿は体が必要とするすべてのものを持っていると強調している。では、実際に効果はあるのかというと・・・専門家は様々な研究でNGを出しているらしい。
彼が飲尿を知るきっかけとなったのは、ネットで見かけた「シバンブカルパ」というインドの飲尿健康法と出会ったこと。その頃、彼はうつ状態となっていたというが、その出会いによって心が開けるようになったという。
米メディア「Healthline」によると、飲尿は尿に含まれる塩分や細菌、有害物質を吸収してしまうため、腎臓に負担がかかる可能性があるという。
また、彼のガールフレンドは「常識を思い出して欲しい」といって、公にはコメントを控えているという。